2012年12月18日

足の親指・腫瘤の記録(勃発編)

左足の親指に、脂肪腫?腫瘍のようなものが出来ました。
類似の症例はインターネットで検索してもあまりヒットしません。 
私は現在通院中だが、今後の患者さんのために自分の記録を公開しようと思います。



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1ヶ月前の10月中頃から、左足親指裏の中央に違和感があった。 しばらくして、なにかが当たるような感じ、腫瘤感が現れた。歩くとその部分が当たり、痛みが出るが、靴を履くと和らぐ(靴がクッションになる感じ)。自分で触って考えてみる。最初は関節の炎症かと思い、湿布を貼ってみた。痛みは多少和らいだが、治りはしない(あたり前か)よく考えたら、この部分に関節なんて無いことに気付くw

しばらくして町医者にかかる。医者が言うには、触診した感触では脂肪瘤のようなものらしい(ホントかよ)、レントゲンを撮るが何も写らない。骨組織の病変ではなさそう。

11月初旬、やはり気になるので別の医者を受診する。世田谷のS第一病院。外科に行くが、よくわからないとのこと。CTを撮ってもらうが、「わっかんねえなあ」と仰るw 更に、「分からないからどこか紹介状書きますよ」「キミが行きたいところをネットで探して来ていいよ」と言われた。…まあ、分からないままいい加減な治療をされるよりましなので、次を探すことにする。

いろいろと次の病院を探索する。末端の組織に強く、腫瘤にも強そうなところということで、都立駒込病院の骨軟部腫瘤科、がん研究会の有明病院が浮上。11月はいろいろ忙しかった。学会発表1つ、研究会が1つ(オーガナイザのおまけ付き)、春の学会の要旨提出、学振DC2の面接まであった。ようやく全てが終わった12月7日、紹介状を貰いに例の病院に行く。その後、翌週火曜日に駒込病院に行った。

駒込病院の五嶋先生は流石にプロで、触った瞬間にモノを発見した。ちなみにこれまでの医者はなかなか発見できなかった。医者の質は、3>1>2の順番かと思う。放置しても寛解しないので切りましょうと言われた。手術は3月1日(2ヶ月半先…)その前にMRIを撮ることに。2日後の木曜日9時からMRI。ついでに血液検査も受けた。

そして本日。

MRI結果を聞きにいく。悪性の疑いは低いとのこと。画像に見る腫瘤像が低輝度(黒っぽい)だからだそうだ。そもそも腫瘤かも怪しく、脂肪組織の炎症かもしれないとのこと。何らかの原因で異物が入ったりすると、類似の炎症が生じ得るそうだ。ただし、治療にはどちらにせよ手術しか無いとのことなので、今後の予定は変わらず。1月15日に経過観察のための検査を受けることになった。

(以上、12月18日記)

その2に続く

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