報告が遅くなりましたが、奥利根・楢俣川洗ノ沢に行ってきました。
今回は先輩にサポートしてもらいながら、初めて主体的に沢を計画しました。
この沢は、難しい滝も無く癒し系で、秋の季節にはぴったりのところでした。
初日は遅めに午前7時池袋集合で、関越道を経て現地入り。
ゲートに車を停めて歩き始めました。
林道が屈曲した所から入渓し、一ノ沢出合までで初日は終了。
途中でイグチがたくさん生えている場所を見つけたり、
イワナを手づかみしようとしたり、遊んだせいで3時間くらいかかりました。
幕場ではささやかに焚火を起こしました。
この時期はたき火が有難いですね、濡れた服も乾いて快適でした。
私は寝不足もありすぐ寝袋に入ってしまいましたが、
皆さんは10時位まで飲み、語り明かしていたようでした。
翌日は6時15分位に出発。
しばらくは核心部のナメ滝帯が続きます。
ここの岩は茶色でフリクションが良く、なんとも快適な遡行が楽しめます。
ちょうど歩きやすいようにバンドが出来てるんだもの…笑
黒い岩は多少滑りやすかったです。
最後の二股まで3時間ほど、そこから山頂まで3時間ほどで
詰め上がるまでに合計6時間程度かかってしまいました。
藪こぎで私がバテたことも遅れの原因だったと思います。
しかし、藪を漕いで出た稜線は秋の気配を感じてとても美しく、
沢から詰め上がった高揚感も相まって、何とも言えず嬉しい気持ちになりました。
ちなみに、今回は1830m辺りの白い大岩から左の稜線に向かって詰めました。
沢は大分藪っぽくなっていますが、この岩は明らかに沢筋をふさぐようにあるので
間違えることはないと思います。なんとなく左に踏み跡らしきものもあります。
藪は、笹に始まり、灌木帯、草付き帯、ハイマツ帯と経由して稜線に出ます。
なかなか藪好きにはたまらない(?)藪ではないでしょうか。
なお今回のルート選定には、こちらのサイトを参考にしました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
下山は単調な登山道を3時間ほどでした。
今回の沢を振り返って、計画や現地のルート取りを含め
様々な課題を見つけました。
二股を見逃したり、担ぐ水の量を読み違えたりと散々でしたが、
大変貴重な勉強の機会となりました。
やっぱ沢って楽しいですね。
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